6/29 チョコミントは趣味になりうるのか【アイス】
はいじゃあどうも。
探人です。
最近季節の変わり目のせいか指の皮が異常な速度で剥けていきます。この勢いで行くと今年中には骨の皮まで剥けて私の指という概念が消えていきそうです。まじ怖い。
脱皮をおこなう生物たちはこんな恐怖に耐えながら成長を目指すとか向上心の塊ですね。
「俺が・・・俺がなくなっていく・・・ッ!」という自分が消滅していくのを成長として理解できる。これこそ破壊と創造。きっと現在の私の指の脱皮も破壊と創造の象徴。
私の指の皮が風に消え、大地に落ち、海は割れ、空を潰し、現れた古の龍に「飲みかけのペットボトルいい加減捨てろ」と怒られることでしょう。
さて、今回の趣味候補は、お題のチョコミントです。
前回、「ファッションて趣味なのかあ」という話をしましたが、今回も趣味と言えるか不安なものです。
グルメ、ってあるじゃないですか。あの食事という行為において絶対的な権力をもった人たちのことです。グルメの人たちの言うことを聞かなければ、あらゆる料理は沸騰を始め気化していく食材はゆっくりと松任谷由実の形をした雲になってしまうほどの力を持つとも言われています。
そんなグルメですが、頭の固い私には、「飯食ってなにが趣味なん?」とアホみたいなことを考えてしまうのです。
もしこれをグルメの方に見られていたら、黒毛和牛をペースト状にしたものを体内に流し込まれ、太らされたあげく、食材としての枠組に入れられ、グルメの怒りで気化させられてしまうので、松任谷由実にお願いしておきます。
守ってください
わたしを苦しめる
全てのことから
まあ、今回選んだ食べ物にグルメもなにもないと思うんですけどね。
駅とかゲーセンでよく見る自販機のアイスです。
このチョコミントが好きでよく買います。
自販機のアイスのなにが好きかというと、味の種類の豊富さや偶に見かけると買いたくなってしまう謎の衝動もさることながら、
この剥いてやった感です。
どうですか、このアイスから敗北者の3文字を感じませんか。
自販機のアイスの包装は上蓋と包んでいるガワがあるのですが、この張り付き方のちょうどいい固さが、素晴らしい剥いてやった感を演出しているのです。
指の皮が剥けるのは恐怖ですが、自販機アイスの剥いてやった感は大好きです。
自販機アイスの包装を剥くだけを1日8時間続けるバイトがあれば、雇用中のアルバイト全員の戸籍を抹消し、同じくこれから応募しようとしている人間の住所を全て消滅させてでもやりたいと思います。ぜひオファーお待ちしております。時給は1500円+歩合制でお願いいたします。
また、この脱皮には破壊しかなく、一切の創造がないこともまたgoodです。
一度剥いた包装は2度とは戻らない。無理やり戻してもそれは汚く繕ったガワをあてがっているに過ぎない。まるでそんなことを教えてくれているようです。
そうです。
一度外したものは汚いのです。
なので一度キャップを外した飲みかけのペットボトルを捨てたいと思います。
さきほど私の指の皮で現れた古の龍もこれにはニッコリですね。
さて、古の龍すら笑顔にしたので今回はこれぐらいで、、、
おっと、いけませんね、チョコミントの話を全くしてませんでした。
美味しかったです。
以上です。